日本酒造組合中央会は1月7日12時と17時の2回、日本の酒情報館(東京都港区)前にて年始恒例の「新春鏡開き・樽酒振舞」を開催した。今回は日本酒スタイリストの島田律子氏など3名が鏡開きを行い、12時に開催された「樽酒振舞」では285人が樽酒を楽しんだ。

会場には海外からの参加者も多く見られ、オーストラリア出身の男性は「樽の香りが素晴らしい。味もとてもおいしい」と感想を述べた。日本酒造組合中央会の宇都宮仁理事は「今回のイベントのみならず、日本の酒情報館には海外の方も多く来ていただいており、その人数は設立当初の3倍にまで拡大した。こちらから情報を発信することもあるが、多くの方は口コミを頼りに来てくださっている」と会場となった「日本の酒情報館」の現状を話した。

また、7月に開催されるオリンピック・パラリンピックについては「2019年に開催されたラグビーワールドカップでもオーストラリア人の観戦客が日本酒を気に入り、現地での消費の拡大につながったと聞いている。当組合としても様々な取り組みを進め、オリンピック・パラリンピックを足掛かりにより多くの日本酒・本格焼酎のファンを増やしていきたい」と期待を述べた。

〈酒類飲料日報 2020年1月8日付〉
日本酒造組合中央会 2020年「新春鏡開き・樽酒振舞」