菊正宗酒造は2月25日から、現役高校生の目線でデザインした「日本酒の化粧水 透明保湿 六甲アイランド高校コラボデザイン」、「日本酒の化粧水 高保湿 六甲アイランド高校コラボデザイン」(いずれも200ml、参考小売価格税別500円)を、各500本限定で菊正宗酒造記念館の売店などで発売する。

開発に携わった神戸市立六甲アイランド高校の6人を代表して氣賀初音さん、山本緋那さん、金築美桜さんの3人は2月17日、生産を担うコスモビューティー大阪工場を訪問し、同製品の生産に立ち会った。

同コラボレーション企画は、六甲アイランド高校の2年次から3年次にかけて行われる「神戸学」の授業をきっかけに実現した。同授業は、学生自ら神戸の課題を考え、その解決法を探るというもの。

氣賀さんらの班は、「神戸には灘という酒どころがあるにもかかわらず、高校生である自分たちには馴染みがない」ことを課題と捉え、「ふるさとのものを同世代にとって身近なものにしたい」と解決法を探った。菊正宗酒造記念館を訪れたところ、灘の大手酒造メーカーである同社が化粧品を販売していることを知り、「高校生でも手にとりやすい、日本酒を使った化粧水をつくりたい」と提案、主としてパッケージデザインに携わった。完成品を手にした3人は、「去年の今頃はこうして発売できるとは思いもよらなかった。とても嬉しい」と喜びを語った。

菊正宗酒造は2012年から「日本酒の化粧水 透明保湿」(2019年リニューアル)、2013年から「日本酒の化粧水 高保湿」を発売しており、後者は累計出荷本数500万本を超える人気商品となった。

阿曽利彦事業開発部化粧品事業課課長は、「これまで30代後半から40代をターゲットにデザインしていたが、今回は高校生の視点が入ることで彼女たちにとって“かわいい”と感じるデザインに仕上がった。水色を基調としたボトルデザインを採用するなど、新鮮な驚きがあった。当社初となる高校生とのコラボレーションに、大いに期待している」と述べた。

〈酒類飲料日報2020年2月19日付〉