ヤッホーブルーイングと戸塚酒造(長野県佐久市)は、新型コロナウイルスの影響で余剰となった飲食店用クラフトビールを原料にしたクラフトスピリッツ「未来ヅクリ2020」2品を共同開発。10月14日からオンラインを中心に販売する。価格は各4,290円(税込)。

「未来ヅクリ2020」の販売を通し、少しでも良い「未来ヅクリ」ができるよう、売上の一部は食品ロス削減と生活困窮者支援を目的に活動する「フードバンク信州」に寄付。蒸留過程で出来る副産物は地元農家に液体肥料として提供する。また、飲んだ後も長く使えるステンレス製の容器を採用した。

新型コロナウイルスの感染拡大で、廃棄処分間近となるクラフトビールの余剰在庫の救済策を模索する中、同じ佐久市の酒蔵・戸塚酒造と縁がつながり、同酒造の蒸留設備で約1万2,000Lのクラフトビールを蒸留したもの。製品名には、「同品を飲みながら身近な人と話し、明るい未来に繋げていただきたいという願いを込めた」。「ふきだし」をイメージしたキャラクターで、「未来へのアクションにつながる会話が生まれる様子を表現」した。

アイテムは、クラフトビールのみを原料とした「プレーン」と、蒸留の過程でジュニパーベリーを漬けこんだクラフトジン「ジュニパーベリー」の2品で、共に、「ホップ由来のフルーティーな香りや麦芽由来の甘みといったクラフトビールの特徴を感じることができる」。

〈酒類飲料日報2020年10月14日付〉