ステイホーム時代の新しいワインの楽しみ方をガイドする本「絶対はずさないおうち飲みワイン」(810円・税別)が1月13日、朝日新聞出版から発売された。

著者はワインジャーナリストの山本昭彦氏。帯にある「新しい生活に新しいワインの常識」のとおり、「はずれ年のほうが親しみやすい」「グラスは回さない」「飲み残しの2日目からがおいしい」といった「新しい常識」を提案する。

さらに「ワインは毎日のように飲む地酒」と言い切り、「うんちくを語りたい」「通を気取りたい」といったワイン愛好家ではなく、目指すべきはワインのある生活の豊かさ、その奥にあるものを探求する楽しさであることを伝える。

専門用語を使わず、産地や質感の話をラーメンに例えたり、コンビニ総菜との相性を提案したりと、ビギナーでもすいすい読み進められる流れと、キレのある文章で簡単にステップアップできるだろう。

年に1,000本以上は試飲する山本氏が選んだ2,500円以下の「絶対はずさない50本」も紹介している。

ボルドーからジョージア、日本までを網羅しながら、1,000円台のワインも多く、このリストからさらに深堀りするのも面白そうだ。ネットショップやワイン情報サイト、SNS活用法なども詳細に紹介。まさに「新しい」おうち飲みワインの入門本だ。

〈酒類飲料日報2021年1月13日付〉