薩摩酒造は6月7日から、本格芋焼酎「燻枕崎(いぶしまくらざき)」を同社公式通販サイト「白波通販ショップ」で発売する。

「燻枕崎」は“燻した”さつまいもを原料に使用。300年以上にわたり育まれてきた鰹節を燻す技術を、薩摩地方に古くから伝わる焼酎造りに融合させ、薫り高い薫香を引き出した。口に含むと、まろやかなさつまいもの甘味と、舌にフワッとなじむような優しい味わいが余韻として残る新しい感覚の本格芋焼酎。

おすすめの飲み方として薩摩酒造は「『燻枕崎』ならではのうまみと鰹節のスモーキーな香りを最大限に楽しむには、“ロック”や“お湯割り”を推奨。ペアリングにはチーズやナッツのほか、和風のおつまみやいぶりがっこなど癖のあるものとも楽しめる」としている。

また、ラベルデザインについては「“枕崎に立ち上る燻煙”をイメージしたほか、鰹節にちなみ“勝男武士”の文言も配した。(鰹節はラベルに配した文言にも通じるため)昔から縁起の良いものとされており、特別な人への贈り物としても選んでほしいと願いを込めた」とする。

薩摩酒造は商品の詳細や込めた思いについて「枕崎市内には40軒以上の鰹節屋が点在し、温泉街のようにあちこちで鰹節を燻す煙が立ちのぼっているため、かつおだしを思わせる芳醇な香りが、ほんのりと街全体に広がっている。そんな情景が思い浮かぶような、“枕崎の空気を詰め込んだ本格焼酎”を届けたいとの強い想いから、枕崎市で60年余りの歴史を持つ鰹節屋“金七商店”と手を取り、薩摩酒造が明治時代より代々受け継いできた焼酎造りの技をかけあわせて仕込みを開始。鰹節の香りを焼酎に加えることは、薩摩酒造にとっても今までにない新しい挑戦であり、およそ2年もの間、何度も試行錯誤を重ねた。更に、枕崎水産加工業協同組合もプロジェクトに加わり、まもなく誕生したのが“燻枕崎”。枕崎に伝わる2つの食文化が融合した新しい焼酎」としている。

◆薩摩酒造「白波通販ショップ」

蒸したさつまいもを粉砕し、パレットに薄く並べたのち、鰹節由来の燻煙にさらしながら約2時間燻す

蒸したさつまいもを粉砕し、パレットに薄く並べたのち、鰹節由来の燻煙にさらしながら約2時間燻す


〈酒類飲料日報2021年5月27日付〉