16年加工仕向肉量は前年並み44.0万t、輸入豚肉1.9%減、国産豚肉1.6%増

日本ハム・ソーセージ工業協同組合(日本食肉協議会委託事業)が発表した2016年の加工仕向肉量は前年並みの44.0万tとなった。仕向肉量の対象外であるシーズンドポークは11.1%増の11.1万tと再び増加し過去最高の数量となった。16年のハムソー生産は1.1%増加しているが、原料面ではシーズンドの増加が支えた形になっている。

16年12月の加工仕向け肉量は7.0%増の4万408tとなった。前年12月はWHO問題によるハムソーの生産調整により、5.8%減と大きく減少しており、今回、影響が無かった14年12月をわずかに超す水準まで回復した。なお、12月のハムソー生産量は5.6%増加しており、仕向肉量は若干上回る増加となった。

仕向肉量のうち輸入豚肉は7.8%増の2万7,051t、国産豚肉は1.7%増の7,130tとなった。また、仕向肉量とは別枠のシーズンドポークは9.3%増の9,876tだった。鶏肉では、国産鶏肉が14.4%増の3,800tと大きく増加した。

2016年1~12月の年間累計では、合計仕向け肉量は前年比100%の43万9,915t、うち輸入豚肉は1.9%減の29万1,800t、国産豚肉は1.6%増の7万8,677t、国産鶏肉は2.2%増の4万4,761t、輸入鶏肉は13.1%増の6,054t、成牛肉は18.0%増の1万7,706tだった。全体では、豚肉が減少、鶏肉、成牛肉が増加し前年並みとなった。一方で、シーズンドは11.1%増の11万1,002tと増加しており、一部の豚肉が再びシーズンドに置き換わったと見られる。また成牛肉の増加はハムソーではなく、ハンバーグの生産が増加(年間で14.4%増)していることが要因とみられる。