米国農務省(USDA)がまとめた10月1日現在の全米フィードロット飼養頭数(収容能力1,000頭規模以上)は、1,140万頭、前年同月比で5.4%上回り、1996年の調査開始以来、10月時点の頭数としては過去多となった。

ただ、9月中の導入頭数は205万で同4.6%減に。前年9月よりも平日が1日少ないこともあるが、概ね前年並とみられていた業界予想を下回った。この導入頭数が来年3月から夏場にかけての出荷動向にどう影響するか注目されるところ。ただ、9月中の出荷頭数も171.9万頭・3.6%減と少ないため、結果的にフィードロットの飼養頭数そのものは前月から27.5万頭増えている。フィードロット飼養頭数に占める未経産牛の割合は37.8%と前年同月から1.9ポイントも増加している。

主要州のフィードロット飼養頭数は、テキサス州が266万頭で2.3%増、ネブラスカ州が243万頭・6.1%増、カンザス州が237万頭・5.3%増、コロラド州98万頭・4.3%増となり、主要12州のうちサウスダコタ州のみ前年割れ(21.5万頭、2.3%減)となった。

一方、9月の導入頭数のうち、600ポンド以下は42.5万頭で前年同月比4.9%増、600~699ポンドは2.9%減、700~799ポンドは43万頭・12.2%減、800~899ポンドは9.5%減、900~999ポンドが28万頭・1.8%減、1,000ポンド以上が12万頭・4.3%増となった。州別でみると、ネブラスカ州が52万頭・8.8%減、カンザス州44.5万頭・2.3%増、テキサス州39.5万頭・10.2%減、コロラド州23.5万頭・6.0%減となり、主要12州で前年を上回ったの地域は、カンザス州を含めて4州のみ。

〈畜産日報 2018年10月23日付より〉