中食・外食向け専門展「FABEX2019」 テンダープラス、鳥治食品、アマタケ、ホクビー、いちまるが出展

いちまるは「シチュー用ビーフ」「グリル用ポーク肩ソース」などを使った洋食メニューを提案
惣菜デリカや弁当、中食、外食業態向け業務用専門展「FABEX2019」が4月17日、東京・江東区の東京ビッグサイトで開幕した。19日までの3日間で8万人の来場を見込んでいる。22回目を迎える今展示会には919社以上のサプライヤーが出展し、外食・中食業界に向けて、人手不足に対応した加工済み商品や個食パック、インバウンド需要向けのメニューなどを提案していた。

食肉関係では、テンダープラスジャパンが7回目の出展となり、ビーフは米国産および豪州産のブラックアンガスの各種ブランド(CAB、スイフト・ブラックアンガスビーフ、アンガスピュア長期穀物肥育牛、テンダープラスなど)とニュージーランド産牧草牛(シルバーファーン)、スタークヴィール(テンダープラス)など、ラムでは「テンダープラスラム」の熟成ラムや「ジンバ」ブランドを紹介した。さらに、外食業界向けにビーフやラムのポーションカットシリーズやラムの生ハム、ソーセージなど加工品も多数展示し、試食には多くの人だかりができた。

(株)いちまる(静岡県焼津市)は、ホテル・レストランなどでのインバウンド需要に向けて、独自の真空調理法による洋食・和食メニューを提案。洋食では「日本の洋食」と銘打ち、同社の一次加工品「シチュー用ビーフ」「グリル用ポーク肩ソース」などを使ったビーフシチュー、ポークピカタなどの洋食メニューを提案。

和食では「シチュー用ポーク」で豚ぷら、「煮込み用牛すじプレーン」でぼっかけ丼など、肉どんぶりメニューを紹介した。「訪日外国人にも人気の日本食だが、寿司や刺身などが食べられない人もおり、肉料理を求める声が多い。とくに日本の洋食は西洋料理が独自に発展してきたもので、カレーなどご飯と一緒に食べられる肉料理の人気が高い。ホテルやリゾート施設など仕込みが忙しい、メニューのバリエーションを増やしたいという声に、当社の真空調理法による一次加工品を通じてお手伝いができれば」(本多真常務取締役)と話している。

ホクビーは、独自のインジェクションビーフ「メルティークビーフ」シリーズのうち、「ともさんかく」「かるび」のほか、「リブロースカット」「サーロインカット」「サガリダイスステーキ」、チリ産豚肉に牛脂を注入した「やわらかポークロース」などのポーションカット・ダイスカット商品をメーンに展示。これらカット商品は、使い勝手の良さと、インジェクション加工による柔らかさを生かすため、厚切りサイズの1kg定貫(6P×1kg×2合など)で提案している。

ホクビーはポーションカット・ダイスカット商品をメーンに展示

ホクビーはポーションカット・ダイスカット商品をメーンに展示

アマタケは、南部どりのサラダチキンのシリーズから業務用向け商品を紹介。サラダチキンのむね一枚肉シリーズ(プレーン)のスライスカットと、同練り込み製法シリーズ(プレーン昆布だし風味とハーブ)のダイスカットの3商品(各500g)を展示。スーパーやコンビニ向けに、3月から新発売したレンジ対応シリーズも紹介した。
 
このほか、鳥治食品(株)では、「かしわ屋さんの鶏つみれプレート」「かしわ屋さんの鶏肝煮」「手羽カルビから揚げ」などの加工品を紹介するとともに、顧客のニーズに合わせて一次加工やトレーパック、深絞りパックなどの対応力をアピールしていた。
 
〈畜産日報 2019年4月18日付〉