スーパーマーケット・トレードショー(SMT2020) 開幕、畜産・食肉で個食パックや簡便商品の出展多数

SMT2020の米国食肉輸出連合会(USMEF)ブース
スーパーなど流通業者の専門商談展示会「スーパーマーケット・トレードショー(SMT2020)」が2月12日、千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。14日までの期間で、展示規模は2,331社・団体、3,599小間で開かれている。外食・中食業界の展示会「第5回外食FOOD TABLE」「デリカ・テッセン・トレードショー2020」「第15回こだわり食品フェア2020」の4つの展示会が合同で開かれている。

畜産・食肉関連の出展では、メーカー・流通企業各社から人手不足への対応やバックヤードの作業軽減に対応した、個食向けムルチパックやミールキット、味付けなど簡便商品の提案が目立った。

とくにTPP11、日EU・EPA、日米貿易協定など経済連携協定の発効を受け、北米産のトリミングやグランドビーフ、ソーセージなどの加工品、IQF、豚バラスライス、バラ串などの一次加工品の展示も目立ち、ボード関係もMLA豪州食肉家畜生産者事業団、米国食肉輸出連合会(USMEF)、カナダビーフ国際機構(CBII)などをはじめ、メキシカンポーク輸出業者協会(MPEA)やINTERPORC(スペイン)、スペイン飲食業連合会がそれぞれメンバー企業と共同出展するなど、例年以上に国際色豊かな展示会となっている。

団体関係では、米国食肉輸出連合会(USMEF)がメンバー企業4社(ジョーンズ・デイリー・ファーム、CKインターナショナル、ナショナルビーフ、TREXコーポレーション:グレーター・オマハ)ともに出展した。

USMEFでは、アメリカン・ビーフのトップブレードのステーキ提案をはじめ「フィンガーステーキ」「イタリアンビーフ」などメニューを提案。アメリカン・ポークでは「ごちポ」の提案や、かたまり肉を使った「低温調理メニュー」「プルドポーク」などを紹介した。さらに今回は、日米貿易協定の発効を踏まえ、ソーセージや豚バラチャーシュー、味付けポークバックリブなど加工品も新たに紹介した。このほか、日米貿易協定により、牛肉および豚肉、シーズンドポーク、ソーセージの輸入関税が段階的に撤廃されることをパネルで掲示した。

MLAは今回、ティーズ・オーストラリアやジャックス・クリーク、ストックヤード、トーマス・フーズなど主要なビーフおよび羊肉輸出企業10社と共同出展し、MLAではライブキッチンによるメニュー提案のほか、家庭でも簡単にできる厚切りステーキやローストビーフのレシピを紹介。各出展社からはグラスフェッドからF1、オーガニックビーフ、ラムなどバラエティーに富んだ商品群が出展された。

豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)出展ブース

豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)出展ブース

〈畜産日報 2020年2月13日付〉