人形町今半、精肉の「即時お届けサービス」実施、新型コロナウイルス感染対策で

人形町今半「食生活応援キャンペーン」
人形町今半グループ(本社:東京都中央区、髙岡慎一郎社長)は4月23日、4月24日〜6月30日までの約2カ月間、東京23区内を中心とした首都圏エリアを対象に精肉の「即時お届けサービス」を実施すると発表した。

新型コロナウイルス感染対策による外出自粛要請が出ている一方で、内食需要の高まりから同社の精肉店には多くの来客があるという。同社によると、百貨店に入居している店舗は臨時休業や営業時間の短縮などの対策を行っているなか、とくに路面店には連日多くのお客が来店しているという。そのため、外出や店先に並ぶことによる感染リスク対策として実施するもの。

期間中、午前11時までの電話による注文で、当日午後5時から6時ごろに自社便で自宅まで精肉を提供する。今後は料理、総菜、グローサリー、野菜なども随時導入していく予定だ。

人形町今半によると、従来から通販や弁当のケータリングサービスを提供してきた経緯もあり、今回の精肉の宅配サービスもその一環として実施するもの。

このほか、人形町今半では、4月24日から5月6日まで、
〈1〉黒毛和牛牛ロースすき焼き用
〈2〉黒毛和牛ローストビーフ切り落とし
〈3〉黒毛和牛もも焼き肉用
――の人気精肉商品を“お値打ち価格”で販売する「食生活応援キャンペーン」も実施する。

〈畜産日報2020年4月24日付〉