学生の時分には週に2回のペースで通っていたものの、ここ数年めっきり足が遠のいていた「ラーメン二郎」だが、たまたま目黒で展示会があり、その帰りに訪問。店を見たとたんに行きたくなってしまった。

「二郎」の特徴の1つとして山のように盛られた野菜が挙げられるが、当日はあのガッチガチの麺と分厚い「ブタ」を味わうべくあえて「野菜抜き」で注文。

運ばれてきたそれは「健康」だなんて文字が一切ないラーメンだが、心の充足感を満たすには十分すぎるもの。あの濃いとんこつ醤油のスープと包み込むような豚の脂に絡みつくガッチガチの麺。一口一口に多幸感がほとばしる。

とはいえ野菜が無い為すぐにその幸せな時間は終了。もちろん満腹なので「しばらくはいいかなぁ」なんて思っていたがやはりそこは「二郎」。ハマると次も行きたくなってしまうものである。次は野菜もちゃんと食べよう。

食べた人:秋田。和酒担当記者として全国を駆け回るかたわら、めん探訪を欠かさない。

〈月刊 麺業界 2018年12月号より〉