ベトナム米穀卸AN DINH TECHNOLOGY社を子会社化=木徳神糧

木徳神糧株は19日の取締役会で、ベトナムの農産物貿易会社AN DINH COMPANY LIMITED(Nguyen Thanh Nhi代表)子会社の米穀卸、AN DINH TECHNOLOGY社(AN DINH TECHNOLOGY DEVELOPMENT AND INVESTMENT COMPANY LIMITED、CEO Nguyen Thanh Nhi、フエン省)を子会社化することを決めた。
中期3か年計画の成長戦略に掲げるグローバル展開の一環として、ベトナム国内でジャポニカ米の生産・加工・販売事業強化を図る目的で、米穀の生産・加工・販売・輸出入を行う現地の有力米穀卸、AN DINH TECHNOLOGY社(資本金150億ベトナムドン=約8,000万円)に80%を出資、子会社化する。AN DINH TECHNOLOGY社の所在地はHoe Lam Hamlet, Ngoc Lam Commune, My Hao District, Hung Yen Province, Viet Nam。
取得価額はAN DINH TECHNOLOGY社への出資240万ドル(約2.85億円)、アドバイザリー費用など0.1億円の合計2.95億円(10月16日現在の為替レート1ドル≒119.01円で計算)。
11月に契約を締結し、来年3月に譲渡実行する運び。木徳神糧は来年3月から、現地関連当局の認可を受け、キトク・ハノイ㈲(仮称)として事業展開を予定している。