木徳神糧と東京農業大学が「包括連携協定」

木徳神糧㈱(平山惇社長)は21日、東京農業大学との間で「包括連携協定」を締結したと発表した。東農大が食品企業とこの種の協定を締結するのは初めて。去る16日、世田谷キャンパス農大アカデミアセンターで締結式を行っている(写真、左が平山社長、右は東農大の高野克己学長)。
木徳神糧と東農大はすでに商品開発などの分野で相互協力を行っていた。今回の協定内容は、①農業・関連産業の活性化に向けた連携、②農業開発への支援を通じた国際協力活動における連携、③人材育成に関する連携、④その他両者の協議により認める連携。これにより「地球的規模での食料・環境問題の解決に貢献する」ことを目的としており、「米ビジネスにおける当社のグローバルなネットワークや機能性食品の製造販売のノウハウ等と、東農大の農業に関する長年の教育研究実績、海外教育研究機関との連携等、互いの持つ資源の活用を通じてさらなる相乗効果を生み出すことをめざしている。この連携を通して、国内外で活躍する人材の育成もはかっていく」としている。