「金芽ロウカット玄米ごはん」発売=東洋ライス

東洋ライス㈱(雜賀慶二社長)は1日、「金芽ロウカット玄米ごはん」(写真)を発売した。今年3月に開発した「金芽ロウカット玄米」を無菌包装米飯にしたもの。
「玄米表面に生育条件が整うまで覆っている蝋(ロウ)層を、均等な厚みで除去(カット)する特殊な機械を開発」したことで、「普通の炊飯釜で水に1時間つけるだけで炊飯でき、白米と同様においしく食べることができる玄米」を実現。これをさらに無菌包装米飯とした。3食入り(150g×3食)で希望小売価格444円(税別)。同日の会見で同社は、「サイタマ(坂戸市)、和歌山、リンクウ(大阪)の3工場で生産。現在は月産100tだが目標は年1万t。今は(原料に)長野コシヒカリを使用している」とした。まずは同社のネット通販で発売を開始、順次小売店などに販売網を拡大していく運び。