「来年創立120周年、今期計画確実に達成へ」=日本製粉・小寺社長

日本製粉㈱の小寺春樹社長(写真)等幹部は17日、専門紙誌と会見した。この中で小寺社長は「来年の創立120周年を控え、今期計画を確実に達成させていく」等、要旨次の通り語った。
<今期の業績推移>2016年3月期第2四半期の連結業績は、売上高1,551億2,200万円(前年同期比5.1%増)、営業利益50億3,600万円(34.2%増)、経常利益59億5,700万円(40.3%増)、四半期純利益40億1,500万円(28.1%増)の増収増益だった。計画比でも予算を上回っている。前期の収益悪化により大きな危機感をもち、収益力の向上に努力した成果が表れているが、手放しで喜べる状況ではないと考えている。前期上半期は、「価格」という同質化競争に陥ったという反省に立ち、下半期以降、収益性を重視して業績回復に取り組んでいるが、収益レベルはまだまだ満足できない。今期はようやく通常軌道に戻ったところと認識している。

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