宮城産米ブランド向上へ30年産から「だて正夢」本格デビュー

宮城県庁は23日、仙台市内で会見を開き、県産オリジナル新品種「東北210号」の名称を、「だて正夢(まさゆめ)」と発表した。

席上、村井嘉浩知事の説明によると、「首都圏の市場調査で、新潟コシヒカリやあきたこまちに比べ、宮城ひとめぼれのリピート率が著しく低いことが分かった。県産米ブランド向上に向けて、ひとめ・ササに並ぶ、ただしサッパリ系でなくもっちり系の新品種開発をめざした。別途、健康志向をめざした金のいぶきと合わせ、様々な食シーンごとラインナップを揃えた」としている。

「だて正夢」は、げんきまると東1126を交配。平成30年産からの本格デビューをめざす。村井知事が「普通は公募するのだろうが、プロに任せた」とするネーミングは、コピーライターとして「マルちゃん正麺」「資生堂TSUBAKI」「キリンビバレジ生茶」などの実績がある谷山雅計さん。専用パッケージのデザインも、「NHK大河ドラマ 真田丸」「サントリー The MALT’S」などの実績があるアートディレクターの水口克夫さんに〝発注〟しており、こちらは約1か月後に発表する運び。〈写真は、右から村井知事(〝だて正夢〟の文字も知事の作)、〝みやぎ絆大使〟の元宝塚雪組男役トップスター・朝海ひかるさん、〝伊達政宗〟〉

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