【スポット解説】10月期麦価、算定主要3要素とも「上げ」

農林水産省は6日、2017年10月期の輸入小麦の政府売渡価格を、主要5銘柄平均3.6%引上げると発表した。政府売渡麦価は、直近6カ月の平均買付価格をベースにマークアップ(kg当たり18円程度)を上乗せして算定されるため、穀物の国際相場、フレート(海上運賃)、為替が主要な改定要素となっており、今回の算定では、この3要素がいずれも「上げ」となっていたのが特徴だ。

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