今はとにかく動きが鈍い。とりあえず年内分は確保したということが、心理的に安心感を与えているのだろう。大手も中小も、年明けの分は12月の動きを見てから決めようという腹づもりのようだ。

そうしたなか、関東コシは横這いで推移しているが、出来秋の推移を見てみると、14,200円(1等、関東着値、以下同)でスタートしてから、茨城コシヒカリ14,900円、栃木コシヒカリ15,000円、千葉コシヒカリ14,900円と、700円ほど上がっているのが分かる。

この「2か月半で700円上がった相場」をどう見るかで、今後の対応が違ってくる。つまり「上がり過ぎ」考えた人は、ここで一旦買うのをやめ、模様眺めを決め込むだろうし、「まだ上がるかもしれない」と考えた人は、この横這いを契機に買い増していく方向に動くはず。どちらが正解かは、3か月先になってみないと分からない。8月後半から9月前半に買った人は、今や、ほくそ笑んでいることだろうから、正解だったというわけだ。

今後相場が上がるかどうかは分からないが、B銘柄は裾そ物で代替できるが、コシヒカリの代替は存在しない。必要不可欠な銘柄として躍動してくるものとみられる。

〈米麦日報2017年11月24日付より〉