新潟食料農業大学(渡辺好明学長、新潟市北区・胎内市)は7日、新潟市内で第1期生入学式を行った。

2018年に新規開学した同校は「自由、多様、創造」を建学の精神に掲げ、核となる「食料産業学部」では「食」「農」「ビジネス」の専門的な知識・技術を総合的に研究する。

新入生99名の代表として挨拶に立った食料産業学部の池田葵さん(新潟県立新発田農業高校出身)は、高校時代、食品衛生面の配慮の難しさに直面したことから同校への入学を決めたとし、「卒業後は本校で学んだ知識と技術を活かして、食品産業で食品衛生管理者として食の安全を守る仕事に就きたいと考えています。知識と技術を持つ高度な専門性を持ったジェネラリストとして日本のフードチェーンを支えていく人材になれるよう、日々精進して参ります」と誓った。

また、渡辺学長は、「新潟食料農業大学は、ほかのどの大学にも増して、『マーケットイン』『フードチェーン』、そして、くらしと地域に役立つ『実学』を重視した教育・研究を行い、近い将来『食の総合大学』となることを目指して誕生しました」と開学の背景を説明。「ともに学ぶ仲間たちの多様な考え方と行動を尊重し、クリエイティブな発想で食と農に取り組みましょう。第一期生の皆さんはある意味で幸運です。先輩もなく、前例に拘束されることもありません。『そもそも天下に道はない。人が歩いて道ができる』。皆さんの歩いたところから道が始まるのです」と激励した。

なお、渡辺学長はコラムページも開設している(https://nafu.ac.jp/column/)。

〈米麦日報 2018年4月10日付より〉
渡辺好明学長(左)と新入生

渡辺好明学長(左)、新入生代表・池田葵さん(右)

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