(株)むらせ(神奈川県横須賀市、村瀬慶太郎社長)は12日、新商品「カップお粥」を発売開始する。レトルトやフリーズドライ商品はあったが、「お湯を注いで3分で食べられる」カップお粥は「ありそうでなかった」新機軸。

米パフ(国産米)30g「白がゆ」をベースに、かやく1gを加えた「梅のおかゆ」、かやく5gを加えた「玉子のおかゆ」の3種をラインナップ。価格はオープンだが、店頭想定価格(税抜)は「白がゆ」138円、「梅のおかゆ」と「玉子のおかゆ」178円。当初は首都圏コンビニと自社ネット通販に限定して販売する。

同社では「レトルトやフリーズドライだと、お粥イコール療養食・備蓄食のイメージしかなかった。しかし、腸内環境や健康志向、ダイエットなど、昨今のニーズからすると簡便性さえ備えれば、“お粥”は必ずハマるはず。そこで、お粥のイメージを療養食から『身体に優しいごはん』に変えるべく、カップお粥を志向した」と説明している。〈1〉レトルトにない炊きたての香りとごはんの味、〈2〉100%国産米を原料にした米パフのみで、余分な調味料を一切入れない、〈3〉焼津産鰹節粉末つきで、カロリーはごはん1杯200gの3分の1である112kcal――などが特徴。村瀬社長は本紙の取材に対し「レトルトと違って器が不要だし、カロリーが低いのに腹持ちは十分。私の思いは、20~30代のOLに米を食べさせたいということ」と語っている。

〈米麦日報 2018年10月9日付より〉