日清食品ホールディングス(株)(安藤宏基CEO)は7日、2019年3月期第2四半期決算を発表した。連結ベースで売上収益2,146億6,200万円(前年同期比1.9%増)、営業利益225億3,700万円(20.4%増)、税引前利益233億8,700万円(18.3%増)の増収大幅増益。四半期利益は151億5,000万円(4.2%増)を計上した。同社は2019年3月期第1四半期連結累計期間からIFRSを適用しており、前期の数値もIFRSに組み替えている。

〈日清食品〉売上収益895億5,000万円(1.0%増)、セグメント利益122億6,700万円(2.5%増)。カップ麺、袋麺ともに増収。カップ麺では日清食品60周年記念商品「日清食品60周年記念 カップヌードル」の発売等により「カップヌードル」ブランドの売上が大きく増加。「日清のどん兵衛」シリーズや、「日清焼そばU.F.O.」シリーズも新商品の発売効果もあり好調に推移した。袋麺では、誕生から60周年を迎えたチキンラーメンブランドにて、「チキンラーメン アクマのキムラー」が売上に貢献。加えて2017年9月発売の「お椀で食べるシリーズ」が引き続き好調に推移した。

〈明星食品〉売上収益160億800万円(7.0%増)、セグメント利益12億5,700万円(15.2%増)。カップ麺、袋麺ともに増収。カップ麺では主力の「明星 一平ちゃん夜店の焼そば」シリーズが順調に推移。「明星 旨だし屋」シリーズも伸長した。袋麺では「明星 中華三昧」ブランドが堅調に推移した。

〈低温事業〉売上収益276億7,100万円(2.8%増)、セグメント利益11億6,100万円(1.6%増)。日清食品チルドは増収減益。「フライパンひとつで」シリーズが売上を伸ばした。また、主力ブランド「太麺焼そば」を中心に焼そば類の売上が好調に推移した。利益面では原材料価格、物流費の上昇が影響した。日清食品冷凍は増収増益。「冷凍 日清中華 汁なし担々麺」などラーメン類や「日清中華 上海焼そば 大盛り」など焼そば類が売上を伸ばしたほか、具付きパスタ類では「日清Spa 王プレミアム」が引き続き好調に推移した。

〈米州地域〉売上収益292億7,000万円(1.2%減)、セグメント損失2億7,000万円(前期は16億5,100万円の利益)。ブラジルでは主力の「Nissin Lamen」が堅調に推移。「CUPNOODLES」も順調に売上を伸ばした。米国では収益性の改善に向けた価格改定を進めているが、セグメント全体では為替の影響から減収。利益面では、原材料価格や人件費の上昇、物流費の高止まりといった米国における外部環境の悪化の影響があった。

〈中国地域〉売上収益203億4,200万円(前年同期比5.4%増)、セグメント利益17億4,300万円(4.9%減)。「合味道」ブランドを中心としたカップ麺類が好調に推移し増収。利益面では減価償却費の増加と上場に伴う人件費の上昇により減益となった。

〈その他(国内の菓子事業・飲料事業、欧州地域、アジア地域)〉売上収益318億1,900万円(2.4%増)、セグメント利益91億4,100万円(163.7%増)。

通期業績予想に変更はなく、売上収益4,550億円(前期比3.2%増)、営業収益360億円(2.3%増)、当期利益260億円(10.8%減)を見込む。

〈米麦日報 2018年11月8日付より〉