タイ大使館で第16回「タイ料理の夕べ」、木徳神糧・ヤマモリらが共催

前列左からヤマモリ・三林社長、バンサーン・ブンナーク大使、木徳神糧・平山社長
駐日タイ王国大使館、木徳神糧(株)(平山惇社長)、ヤマモリ(株)(三重県桑名市、三林憲忠社長)は24日、東京・目黒のタイ王国大使館で「タイ料理の夕べ」を共催した。タイ料理とタイ文化の交流を目的に2002年から行われているもので、今年で16回目。

関係者約300名の前でバンサーン・ブンナーク駐日全権特命大使は、「(この会は)最初はタイ料理に重点を置いていたが、おかげさまで16回目を迎え、(タイの文化など)色々な側面を知っていただきたいと思う。また、この場をお借りして、これまで日本でタイ・タイ食品の理解を高めていただいた平山社長・三林社長のお二人とともに、タイの友人である皆様に改めて御礼を申し上げる」と挨拶した。

木徳神糧(株)の平山社長は、「バンサーン・ブンナーク閣下を始め、歴代の大使のご支援、大使館の皆様のご尽力があり、16回目を迎えることになった。皆様にもイベントへの長年のご理解・ご支援に心より感謝申し上げる。我々が販売するジャスミンライス・香り米はタイ料理店を中心に、今や中華料理店やベトナム料理店でも使っていただいている。今、日本国内でより一層の販売拡大に努力しているところだ。また、我々は新潟県と組んで、来週(5月28日~6月1日)から展示会・タイフェックスで新潟米を宣伝する。これからタイと新潟の絆が深まっていくことは非常に喜ばしいことだ。ゴールデンフェニックス(ブランド)のジャスミンライスの輸入を通じて、日本とタイの食文化交流にさらに貢献していきたい」と述べた。

ヤマモリ(株)の三林社長は、「弊社は1988(昭和63)年にタイ王国とご縁をいただいて以来、『日本の食文化をタイへ、タイの食文化を日本へ』を合言葉に、食を通じたタイと日本との架け橋を標榜してきた。その間、タイでは日本食が広く受け容れられ、もはや日本食はタイで完全に定着したと感じている。日本でもタイフードを広く普及し、裾野を広げている。まさにタイフードの和食化であり、弊社は引き続きその先頭に立って活動していきたい」とした。

〈米麦日報 2019年5月28日付〉