〈それでも「平年並み」、主食用生産量727万tで「需給均衡型」へ〉
農林水産省は10月31日、令和元年産水稲の10月15日現在作柄を全国平均作況指数99の「平年並み」と発表した。前回(9月15日現在)から2ポイント下方修正したもの。これで主食用米の供給量は、ほぼ基本指針(米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針)で見込んだ通りの需給均衡型となった。

主食用の作付見込面積は前回と変わらず前年産を0.7万ha 下回る137.9万ha で、旧・生産数量目標に相当する作付目標面積(昨年11月の基本指針で国が示した生産量見込みを平年単収で割り戻した)「138.3万~139.9万ha」からすると、全国的には0.4~2.0万ha の生産調整の超過達成ということになる。

ところが作況指数を2ポイント下方修正。10aあたり予想収量は実に8kg下方修正して514kgとした。この結果、現時点での主食用の予想収穫量も9.9万t下方修正、前年産を5.7万t下回る727.0万tとなった。これを需給見通しに当てはめれば、来年6月末在庫は同じく9.9万t下方修正の189.3万tとなる勘定。

〈米麦日報 2019年11月1日付〉
令和元年産主食用米10月15日現在作柄(農水省)

令和元年産主食用米10月15日現在作柄(農水省)