大阪堂島商品取引所(岡本安明理事長)コメ先物取引に、4月21日から新商品(市場)が登場した。「宮城ひとめ18」と「秋田こまち17」の2商品で、既存の「東京コメ」、「新潟コシ」、「秋田こまち(204)」と併せて、一時的に5商品が並び立つこととなった。

これに先立つ16日、堂島商取は岡本理事長名で「取引開始のご挨拶」を公表。このなかで「秋田こまち17」について「幅広い市場参加者のご活用による流動性向上を目指し、取引単位・受渡単位を17俵(17倍)とした、いわば「秋田こまち」のミニ版になります」と表現。また「『新潟コシ』『秋田こまち』に続く第3の特定産地品種銘柄として宮城県産ひとめぼれをラインアップに加えるにあたりましては、『秋田こまち17』と同様、小は大を兼ねるとの観点から、取引単位・受渡単位を18俵(18倍)とした『宮城ひとめ18』として提供させていただきます」と説明している。

また岡本理事長は、挨拶のなかで、COVID-19(新型コロナウィルス肺炎)の「感染拡大といった逆風下でのスタートとなりますが、むしろ先物価格がそこにあることで、適正価格の指標として様々な局面でお役に立てるものと信じ、市場機能の向上に一層努めてまいりますので、市場関係者の皆様におかれましては、引き続き、ご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます」と締めている。

既存の「秋田こまち」(便宜上あえて言えば、秋田こまち204)は21日から新甫限月を建てないため、現在の最期先限月である2021年2月限が納会するまで、つまり来年2月19日までは場が開き続けることとなっている。このため21日のラインアップは上表の通り、「東京コメ」と「新潟コシ」が2020年6月限~2021年4月限の各6限月、「秋田こまち(204)」が2020年6月限~2021年2月限の5限月、「秋田こまち17」と「宮城ひとめ18」が2020年10月限~2021年4月限の各4限月となった。

〈米麦日報2020年4月22日〉