農林水産省は7月17日までに、「2020年(令和2年)7月豪雨」の農林水産関係被害をまとめた。それによると7月16日正午現在の被害額は総額385億円で、これには農作物等被害713ha、7.7億円が含まれている。

また大雨特別警報が出された市町村の防災重点ため池1,992か所すべて調査を完了しており、計5か所の「異常」を発見している。内訳は、佐賀で損壊1か所、熊本で決壊1か所、損壊3か所。ため池関係で人的被害はなかった。だが広島県北広島町の農道1か所で崩落が発生。これにより車両転落事故が発生し、人的被害もあったものの、軽症にとどまっていると報告されている。

農村部の生活インフラへの影響としては、福岡(1町)、長崎(2市)、熊本(1町2村)、岐阜(2市)の農業集落排水施設14か所が被災したものの、応急対策済み。また熊本の2市1町1村の営農飲雑用水施設4か所が被災したものの、全施設復旧済みまたは応急対策済み。

〈米麦日報2020年7月20日付〉