九州に多数存在する耕作放棄地を活用して、スーパーフードとして世界的に注目されているアマランサスを熊本県合志市・JA菊池の協力のもと栽培し、商品化した。この事業に取り組んだのは創立70周年にスタートした若手社員中心のプロジェクト「未来会議」だ。各部署から若手を中心とする代表者を選出し構成したプロジェクトで、アマランサス栽培のほか、防災食「くまもとの未来クッキー」などの商品を開発している。

「未来の食物」とも言われるアマランサスを手軽に食べられるように商品開発に取り組み、九州産食材のみを使用したミックス粉「九州パンケーキ アマランサス」(九州テーブル)の原料に採用された。また、アマランサスは鮮やかな花を咲かせる。2019年9月の収穫時も栽培地一面が紅色に染まり、美しい風景がみられた。

今後はこの幻想的な風景を活用した合志市への観光客の誘致も視野に入れている。「100年200年先とこれからも未来永劫に続く企業を目指すべく、これまでにない商品開発を全社員で考え、具現化することが目標」と語る。

〈食品産業新聞 2020年12月7日付より〉