栄養改善・食糧システム実現に向け2030年目標の誓約作成/日清食品ホールディングス

日清食品ホールディングス(株)(安藤宏基CEO)はこのほど、政府が主催した「東京栄養サミット」(2021年12月7〜8日開催)に合わせ、「栄養改善」と「持続可能な食料システムの実現」に向けた誓約(コミットメント)を策定したと発表した。

〈日清食品グループのコミットメント〉
〈1〉ウェルネス製品
全製品の健康・栄養性の向上を目指します。さらに、2030年までにウェルネス製品の当社グループ国内販売額を230億円に拡大させ、人々の健康増進へ貢献します。

〈2〉食物アレルゲン検査
2030年までに、アレルゲン推奨表示品目に関し、精度を高めつつ一斉に検査できる新規法を開発します。本法を普及させ、累計10万回以上の検査を実施し、食の安全性と食料供給の確保へ貢献します。

〈3〉代替肉
2030年までに、日清食品における即席麺具材「植物性たんぱく質」の国内使用量を年間1,100tに引き上げ、代替肉の活用を進め、持続可能な食料システムの構築へ貢献します。

〈4〉食品廃棄物
2030年までに、日清食品グループの国内での流通・販売における廃棄物総量を2015年換算からから50%削減することで、持続可能な食料サプライチェーンの構築に貢献します。

〈米麦日報2021年12月9日付〉