吉原食糧(株)(吉原良一社長、香川県坂出市)はこのほど、経済産業省・中小企業庁が選定する「はばたく中小企業・小規模事業者300社2021」に選定された。

同選定は、中小企業がITサービス導入や経営資源の有効活用等による生産性向上、積極的な海外展開やインバウンド需要の取り込み、働き方改革の推進や円滑な事業継承による人材育成など、様々な分野で活躍している中小企業等を「生産性向上」「需要獲得(ものづくり)」「人材育成」の各分野で選定しているもの。

吉原食糧(株)は、「需要獲得(ものづくり)」分野で選定されたもので、「業歴100年、讃岐うどん用の小麦粉を製粉する老舗企業、近年は伝統と技術により『麦』から『食』を創造」として、国内外での小麦粉販売の拡大(輸出)、「地域資源である小麦・大麦を活用した付加価値製品の開発と販売」「ヘルスケア食市場の新規開拓」への取り組みが評価された。輸出では2016年から讃岐うどん用小麦粉の台湾向け自社単独輸出を継続するほか、フィリピン向けは日本食市場の拡大に伴ってミックス粉の輸出を拡大している。豪州小麦生産者組織との長年にわたる交流も評価された。

また、香川産の小麦・大麦の粉体を開発・全国販売し、機能性評価による小麦胚芽の高付加価値化「スウィートポリフェ」の開発で、大手菓子メーカーのロイヤルブランド製品への採用。高プロテイン+Mg・Ca 配合「マッスルパスタ」を開発、2019年10月発売し、日本最大手フィットネス運営企業とも商談中だ。さらに、機能性表示食品「大麦・もち麦パンケーキミックス」「讃岐・大麦うどん」の開発・販売も評価された。

〈米麦日報2022年1月12日付〉