ドローンと次世代エアモビリティの国際展示会、6月に幕張メッセで開催/「第7回 Japan Drone」「第1回 次世代エアモビリティEXPO」

Japan Drone運営事務局らは6月22~23日、千葉・幕張メッセで「第7回 Japan Drone」と「第1回 次世代エアモビリティEXPO」を開催する。

「Japan Drone」は、今年で7回目になるドローンの国際展示会。2021年は108の企業・団体が出展し、オンライン参加も含めて1万2553人が来場した。今年のテーマは「ドローンのレベル4飛行と有人飛行」。国はドローン普及のために飛行レベルを1から4まで区分分けしており、レベル4は有人地帯での目視外飛行を指す。展示会場では専門家の審査や来場者の投票でドローンを表彰する「Best Drone Award」を開催。2021年に引き続き、国内外の専門家によるドローン関連のカンファレンスも実施する。

一方の「次世代エアモビリティEXPO」は今回が初開催。「次世代エアモビリティ(AdvancedAir Mobility、AAM)」とは、空で人や物を移動・輸送する都市交通システムだ。今後主流になるとされる「eVTOL(電動垂直離着陸機)」は、小型の無人機なら物品を配送することができ、大型のものなら人を運ぶことが可能。その姿から「空飛ぶクルマ」とも称され、「空の産業革命」として注目されている。展示会ではeVTOLメーカー、素材・部品製造業者、eVTOLを利用したサービス提供者らが出展し、AAM産業について多角的に議論するカンファレンスも実施予定。

〈米麦日報2022年2月3日付〉