【新春インタビュー】キッコーマン社長 堀切功章氏

国内事業では収益力の向上、海外では成長の継続-15年度から始まった中計での基本政策であるが、初年度の15年度上期は国内外とも増収増益と好スタートを切った。国内事業は「いつでも新鮮」シリーズが牽引し、焼き肉のたれ、「うちのごはん」、豆乳、みりん等も売上を伸ばした。堀切功章社長は、将来への需要開拓のカギとして「健康」をキーワードに同社の持つ機能性素材の活用を明らかにした。海外事業はキッコーマン醤油のグローバルスタンダード化をめざし、全世界でのマーケティングを目指していく。

-昨年を振り返っていかがですか

堀切 昨今の日本経済の概況は、雇用関連は回復傾向にあるが、個人消費の回復が遅れており、企業の設備投資も低調であり、景気は足踏み状態にある。私ども酒類食品業界においては少子高齢化、人口減少の進行によって厳しい環境にあるということは変わりない。こうした環境にあって、キッコーマングループの本年度の業績は、国内海外とも順調に推移している。上期に業績については、国内・海外とも増収増益だった。国内においては、昨年度が消費増税後の仮需の反動があって第1四半期は苦労したが、その裏年なので、前年対比では良かった。計画比に対してもクリアした。売上が好調だったことが、増益にもつながった。