マヨネーズの賞味期間12カ月に延長-キユーピー

〇食品ロス削減の狙い

ハーフはより高品質にリニューアル

キユーピーは「キユーピマヨネーズ」と「キユーピーハーフ」の賞味期間を従来の10カ月から2カ月延長し12カ月とする。対象商品はマヨネーズが50g、130g、200g、350g、450gの5容量、ハーフは210g、300g、400gの全容量。マヨネーズは3月製造分から 、ハーフは1月22日出荷分から 順次切り替える。

賞味期間延長の意義について同社では「世界の穀物需給がひっ迫する中、食品ロスの削減は世界的な課題 であり、日本でも年間500~800万トンの食品ロスが発生していると推計されている。この中には家庭 内ストックの賞味期間切れ による廃棄分も含まれており、メーカーが賞味期間延長に取り組むことでロスの削減に貢献できる」とコメント。

今回、賞味期間を延長できた理由は製造工程中の酸素レベルを下げることができたことによる。マヨネーズは加熱殺菌した卵を使っており常温でも同じ状態を保つことができる。しかし、長期間保存していると製品に含まれる酸素などの影響で品位が低下する。マヨネーズについては、原料の油に溶けている酸素を取り除く「おいしさロングラン製法」(2002年から導入)に加え、製造工程中の酸素レベルを下げることで、賞味期間を延長できることを確認した。また、ハーフは配合の変更により品位が向上し、賞味期間を延長できることを確認した。

また「キユーピーハーフ」については、賞味期間延長と同時に中身を全面刷新した。卵の使用量を増やし、原材料をシンプルにすることで卵の「コク味」を向上させた。