「勝ち飯」「ラブベジ」提案に注力/味の素大阪支社・18年秋季施策提案会

「ラブベジ」を提案する田原貴之支社長
〈テーマは「おいしさ」「健康」〉
味の素大阪支社は7月12日、大阪市内のホテルで秋季施策提案会を開催した。「ASV」(味の素グループシェアド・バリュー)のもと、“地域のお客様に「おいしさ」と「健康」を”をテーマに設定。「勝ち飯」と、野菜摂取を促進する「ラブベジ」の提案に特に力を入れた。関西・中国・四国エリアの家庭用の得意先を中心に約550人来場した。

「勝ち飯」とは、アスリートのサポートで培ったノウハウを生かして一般のがんばる人を応援する提案。今回は「部活生応援」「受験生応援」をテーマに、寒さが本格化する11~12月の体調管理に向け、「きょうの大皿」を主菜とした、たんぱく質、野菜、汁物を組み合わせた、栄養バランスの良い献立を提案した。

「ラブベジ」ブースでは、京都女子大学の学生が考えた「ベジスープ」のほか、よしもと所属の“野菜芸人”土肥ポン太さんが考案した「ラブベジ鍋」を提案。また、オタフクソースとコラボし、発売50周年を迎えリニューアルするマヨネーズを使った野菜たっぷりの「ベジおこ」を提案した。今後、よしもと芸人を起用したオリジナルVTRを店頭で展開し、売り場を盛り上げる。

新製品では、素材感をたっぷり楽しめる新シリーズ「ベジレシピ」(完熟トマト・濃厚マッシュルーム)が、女性を中心に注目を集めていた。

同支社の若手社員が考えた「生活者時間の創出」ブースでは、クックドゥで味付けした「肉みそ」など「つくりおき」訴求の店頭具現化を提案し、好評だった。会場には、味の素冷凍食品、味の素AGF、J‐オイルミルズ、ヤマキ、日本ケロッグなどのグループ会社も出展した。

〈食品産業新聞 2018年7月23日付より〉