ゴディバのコラボによるスイーツが好評で、17年度上期におけるローソンのデザート日販は2.5%増と伸長し、客単価上昇にも貢献したという。

最初は今年6月6日に「Uchi Cafe SWEETS×GODIVAショコラロールケーキ」(395円税込・以下同)を発売。その後、第2弾として7月4日に「同 ショコラプリン」(320円)を、9月5日に「同 ショコラタルト」(350円)、「同 ガトーショコラ」(320円)を投入してきた。

竹増貞信社長は11日に開催された決算説明会の質疑応答で、足元の景況感について聞かれ「今はお客様の財布が緩むということはなく、常に厳しい目で見定められている。そうした中でも、通常なら160円のロールケーキが395円でも売れる。価値感とニーズに合えば、目利きして買っていただける。100円は売れるが500円は売れないではない。今後も価値に見合う商品をしっかりと投入していきたい」と言う。

また、「このコラボは、三菱商事との協働の上で初めて成立した」と語る。ゴディバといえば、ベルギーで創業し、同国王室御用達としても知られるチョコレート企業だが、現在のゴディバ社のオーナーはトルコ・イスタンブールの大手食品メーカーで、三菱商事ともよい関係にあるという。「現地の駐在が何かできないかということで、イスタンブールから日本ゴディバに話がいった。日本ゴディバもこれまでの当社のスイーツへの取り組みを評価してくれて実現した」そうだ。

竹増社長は「三菱商事の各拠点も、ローソンのために何かできないかとこちらを向いてくれている。人脈と資源を最大活用し、ローソンの価値最大化につなげたい」と胸を張った。

〈食品産業新聞2017年10月16日付より〉