J-オイルミルズが9日発表した、15年3月期・第3四半期決算は、売上高が前期比5.2%減の1,478億7,100万円、営業利益が2.0%増の45億5,500万円、経常利益が2.1%増の48億8,600万円、四半期純利益は14.4%増の32億1,400万円で、減収増益となった。

同社によれば第3四半期は、減収要因は消費増税に伴う上期の反動減が大きく、利益面ではミール価格の値下がりと食用油価格の軟化に加え、第1~3四半期に積み上げた約9億円のコスト削減効果も、燃料費と償却費の増加に減殺されたが、2%の営業増益での着地になったとしている。

また、同社が本社で同日開いた決算会見では、松居伸一副社長は、今年1月から実施している食用油の価格改定は実現化しつつあるとした上で、15年度をにらむと、円安などによるコストアップにより、目標収益に達しないおそれがあるとして、第2弾の食用油価格改定の準備を行っているほか、さらにはマーガリンなどの加工油脂やスターチ製品など、事業全般にわたる価格改定を今年度内に着手する考えを示した。(詳細は本紙にて)