カナダのカルガリー市で開かれた、今年の日加菜種予備協議(一部既報)では、15年産カナダ菜種の需給見通しのほか、カナダ側から菜種の生育・作柄状況などについて報告された。概要は次のとおり。

△15年産菜種の作柄に関する生産者の見解(カナダ菜種生産者協会会長、ブレット・ハルステッド氏)=ハルステッド会長ははじめに、カナダの生産者にとって菜種は、収益性の高い作物だが、種子、肥料、薬剤などのコストも他の作物と比べて高く、ハイリスクな作物と認識されていると述べ、その中でも燃料と肥料のコストが上昇傾向にあるほか、土地代の上昇も著しいと前置いた。

その上で15年産菜種の生育について、作付期の土壌水分は十分だったため、発芽自体は比較的順調だったとした。しかし、5月下旬にマニトバ州とサスカチュワン州の一部が遅霜に見舞われ、100万A以上の農地で再作付を行った結果、当該農地では収穫が遅れる可能性があると言及した。(詳細は本紙にて)