日清オイリオグループが3日発表した、16年3月期・第1四半期決算は、売上高が前期比0.1%減の781億5,500万円、営業利益が28.3%減の12億4,500万円、経常利益が20.9%減の14億0,900万円、四半期純利益が11.1%減の11億2,300万円と、売上高はほぼ前年並みながら減益となった。菜種相場が高値圏で推移し、為替の円安が継続する中で、適正油価の維持・形成に取り組んだが、想定水準に届かなかったことなどが響いた。

セグメント別では、油脂・油糧事業の売上高は4.6%増の531億9,600万円、営業利益は57.1%減の4億9,700万円となった。国内油脂製品は、新規取引の開拓など積極的な拡販に努めたほか、原料コストに見合った油価の維持・形成に取り組み、販売数量、売上では前年を上回ったが、利益は前年を下回った。

加工油脂事業の売上高は13.0%減の183億7,800万円、営業利益は前年並みの5億6,600万円となった。国内事業ではショートニングやチョコレート用油脂などで販売数量の確保に苦戦する中で、売上高は前年並みを確保したが、円安やカカオ相場の高騰により利益は前年を下回った。IsF社は、欧州向け付加価値品の拡販や新規開拓などの取り組みが収益向上に貢献したが、マレーシア国内の需要の低迷などにより、売上高・利益ともに前年を下回った。(詳細は本紙にて)