ハナマルキ、循環器病研究センター認定「かるしお」マーク付きみそを発表

ハナマルキは8月28日、15年秋の新商品記者会見を都内で開き、国立循環器病研究センター認定の「かるしお」マーク付きみそなど全6品を発表した。「かるしお」マーク付きの新製品は、文部科学省「日本食品標準成分表2010」の「淡色辛みそ」と比較して、30%の減塩を達成しており、生みそ、だし入りみそ、即席みそ汁のそれぞれに1品ずつ新製品を投入する。「かるしお」商品の開発背景を説明した、花岡周一郎常務は、「30%の減塩を達成しただけでなく、おいしさに関してもみそ本来の香りや甘み、うま味を感じられる減塩みそとは思えない満足感のある商品だ」と自信を見せた。

発表会の冒頭であいさつした花岡俊夫社長は、「塩を軽く使ってうま味を引き出す減塩の新しい考え方に従って、『かるしお』認定のみその開発に2年半を要した。食品の味覚の中心は塩。この塩を30%減らした商品をどういう風に開発するか、長い時間をかけて工夫を施し、減塩でありながら、味のバランスが良い商品が出来上がった。メーカー独自の商品開発には限界がある。循環器病研究センターの認定を受けることで、さらに消費者への説得力が増すことを期待している。ハナマルキは素材とものづくりを大切に97年の歴史がある。これからもさらに、消費者の健康と食事を豊かにする商品づくりに全力をあげていきたい」と述べた。(詳細は本紙にて)