豆腐、納豆、凍り豆腐などの大豆加工食品業界では、為替の円安などにより輸入大豆の購買価格が高止まりしていることに加え、25年産・26年産と2年連続で国産大豆の入札価格が高騰するなど、原料コスト高に悩む中で、主要各社では価格是正と並行して、これからの鍋シーズンに向けて、レンジアップの即食タイプを含む関連商品のほか、ハロウィンなど季節イベントに応じたパッケージ提案、原料豆乳やフレーバー・たれなどの新素材による価値訴求提案の強化を図っている。

大豆加工食品業界は末端価格下落の長期化が悩みの種だったが、豆腐はレンジアップの即食タイプ商品、納豆はフレーバー系商品を中心にした価値訴求が奏功し始め、市場活性化の兆しが感じられるとともに、付加価値商品への需要シフトが少しずつ進みつつある。その意味で冬の需要期には大いに期待したい。(詳細は本紙にて)