カナダ産菜種の需給・品質などについて意見交換を行う、第39回日加菜種本協議が11月11日、都内で行われた。15年産カナダ菜種の生産高は、7月に同国カルガリー市で開かれた予備協議の時点では、一部産地を除いて干ばつが深刻な状態にあり、1,400万tを割り込む予測が示されていたが、夏場の降雨量が大部分の産地で平年の50%増となるなど、十分な土壌水分が供給されたことから、菜種の作柄は同国生産者も驚くような急速な回復をみせ、今回の会議では前年産には満たないものの、1,600万tに迫る生産量予測が示された。

これに対して日本の製油業界側では、菜種需給に対する不安はひとまず払拭されたものの、菜種搾油の採算が厳しい中で、干ばつが比較的ひどかったアルバータ州産原料の作柄が芳しくなく、歩留り悪化や精製コストの上昇などが懸念されるとしている。(詳細は本紙にて)