食品産業新聞社では「秋の食用油特集」にあたり、大手製油メーカーの役員クラスに、15年度上期の油脂事業の回顧、下期の施策方針などについて聞いた。今回はJ-オイルミルズの善当勝夫・取締役専務執行役員のインタビューを紹介したい。

--今年度上期を振り返るといかがですか。

まず上期決算は大変厳しい結果となった。当初見込んでいたところまで、油脂の価格是正がとどかなかったことが要因。為替は1ドル=120円台、シカゴ大豆相場は8ドル後半から9ドル、菜種相場も470~480カナダドルで推移し、為替や原料相場という点では比較的落ち着いていたが、残念ながら食用油価格も昨年来のコストに見合っていない水準で落ち着いてしまった。

食用油市場は成熟していると言われるが、中食・総菜は伸びており、外食需要も比較的安定している。その中で今年1月に続き、4月からも食用油価格の是正に継続的に取り組んできたが、目指していた価格に届いていないというのが実態だ。(詳細は本紙にて)