--上期の油脂事業を振り返るといかがですか。

第2四半期決算の数字が物語るとおり、厳しい。昨年の第2四半期以降から搾油環境が悪化し、今年1月に続いて4月も食用油の価格改定を発表、これまで鋭意努力し、原料相場や為替、ミールの状況などに対してご理解を示していただいたが、率直に言って搾油コストに価格改定が追い付かなかったことは反省材料になっている。

現状でも為替は円安、原料相場も高止まりで推移しており、それをカバーする価格改定ができていない。相場で動く食用油のコストについて、もう少し辛抱強く、丁寧な説明が必要だったと思っている。

他方で当社には供給責任もあり、堅実に販売を行ってきた結果、販売量は前年を上回った。汎用油に加えて、当社が継続的に注力している、酸価上昇の抑制や、ロングライフ機能を持つ機能性油脂は、顧客にとってトータルで食用油コストの削減につながるということで理解をいただき、販売量が伸びている。

また、多品種の食材を扱っている強みを生かした、業務用食材の販売も、インバウンド需要やシニアの内食化傾向の追い風もあって好調に推移し、前年を上回る販売数量を確保した。油脂、食材ともに販売数量については評価できると思っている。(詳細は本紙にて)