Jオイルミルズ静岡工場にオンサイト発電所を導入、省エネとCO2削減に寄与

J-オイルミルズは1日に行った、静岡工場の操業100周年記念行事(既報)に先駆けて、同工場内に建設した、オンサイト発電所(写真)の竣工式を執り行った。同社としてのオンサイト発電所の工場導入は、千葉工場に次ぐもの。

オンサイト発電とは、電力需要の大きい工場の敷地内(オンサイト)に、発電設備をリースにより設置し、電力などのエネルギーを安定的に供給する事業のこと。

工場側にとっては設備投資や試算管理・運営コストが不要なだけではなく、電力会社からの電力供給に比べて送電ロスが無く、発電時の排熱も有効利用できることから、省エネとCO2削減に大きく寄与することが見込まれる。さらに電力会社からの節電要請などの場合にも、安定的に電力供給を受けられるといった、多くのメリットがある。発電設備の運営会社も、余剰電力を売却することで収益を上げることができる。(詳細は本紙にて)