アサヒコ、「安曇野なめらかとうふ」発売、個食化に対応-大豆加工品特集②

アサヒコの16年度下期の業績は前年並みでの着地となりそうだ。同社は業績について「風味豆腐や『極濃おぼろ』など差別化できた商品が好調に推移した」と述べた。

冬場の季節商品では、味染みの良い「鍋豆腐」や8分割され使いやすく、つるりとした食感の「湯豆腐」は堅調に推移し、前年越えとなった。風味豆腐では秋冬向けに「とろ~り食感松茸風味」が発売後好調に推移した。春夏向けには「同梅」を発売する。また定番の「同えだまめ」と「同わさび」では食べきりサイズの120g×3サイズを投入する。

おぼろ豆腐では、独自製法により、賞味期限が60日と長い「安曇野なめらかとうふ」(90g×4、写真)を発売する。北アルプスの伏流水で作るなめらか食感が特長だ。同社は「1個当たり90gとなっており、個食化に対応した」としている。カップタイプでは、「極濃おぼろ」シリーズから春夏向けに紀州産梅肉を使用した「極濃おぼろ梅」を発売する。

「スイーツとうふシリーズ」では、若年層への豆腐を食べる機会を訴求しており、「ソイラテゼリー」(キャメルマキアート・モカ、各105g)を発売する。エスプレッソ抽出したアラビカコーヒーを使用し、ゼリー食感の豆腐に仕上げている。(詳細は本紙にて)