ADEKA、2期連続売上・利益過去最高更新、食品も国内販売が好調

ADEKAは5月30日、本社で決算説明会を開き、16年度業績や中期経営計画の進捗、17年度方針などを報告した。

郡昭夫社長は16年度業績について、「売上高・営業利益・経常利益・純利益のいずれも2期連続で過去最高を更新した。海外を中心に販売数量を伸ばしたが、円高により売上高で約130億円の影響を受けた」とした。

食品事業(売上高8.6%増の664億円、営業利益38.2%増の22億円)については、「国内では製パン、製菓、洋菓子向けにマーガリン、ショートニング類、ホイップクリーム類などの販売が好調に推移したことに加え、クラウンの連結子会社化が寄与し、増収となった」と報告した。(詳細は本紙にて)