容器PL制度検討会が報告書、合成樹脂を対象に導入、GMP義務化など提言

食品用器具・容器包装の安全管理で、ポジティブリスト(PL)制度導入による規制の在り方を検討していた厚労省の部会は16日、報告書をとりまとめた。報告書では、幅広く利用されていることや、これまでの業界団体の取り組みが安全確保に一定の役割を果たしていること、欧米でPL制度による管理が行われていることなどを踏まえ、合成樹脂を対象にPL制度を導入すべきと提言した。その一方で、金属、紙、印刷インキ、接着剤など合成樹脂以外の材質については、それぞれのリスクを踏まえた安全性確保の方策を講ずる必要があるとして、引き続き検討を行うこととしている。(詳細は本紙にて)