29年産大豆生産計画、集荷量14%増の21.1万tと大幅増を見込む

JA全農と全集連(全国主食集荷協同組合連合会)はこのほど、平成29年産大豆の生産計画と集荷見通しをまとめ、農水省に報告した。

それによれば、JA全農と全集連を合わせた、29年産大豆の作付面積は12万4,958haとほぼ前年並みを見込んでいるが、これに平年単収を当てはめた集荷予定数量は、前年比14%増の21万0,534tと大幅な増加を見込んでいる(JA全農、全集連の作付面積、集荷見込みは下表のとおり。後掲資料も参照)。

これまで国産大豆の作付面積は北海道、東北主導で拡大してきたが、29年産では北海道で2%増にとどまり、東北も青森、秋田で作付拡大を見込んでいるが、宮城などではほぼ前年並み、東日本全体でも前年並み水準となっている。さらに九州では1%減となるなど、全体では頭打ち傾向となっている。(詳細は本紙にて)