高齢者増加で市場拡大傾向、「地域包括ケア」構築も追い風か-高齢者食特集

総務省が4月に発表した人口推計(16年10月1日現在)によると、65歳以上の人口は3,459万人となり、総人口に占める割合は27.3%と初めて27%を超えた。高齢者人口の急激な増加に伴い、市場の拡大に期待が掛かるのが高齢者向け食品市場で、中でも大幅な拡大が見込まれるのが、在宅向け高齢者食の市場だ。

市場全体の2割程度と占有率は低いものの2025年を目途とする「地域包括ケアシステム」の構築による在宅介護の推進で、飛躍的拡大が期待される。ここでは、成長著しい在宅向け高齢者食の市場動向と各社方針を追う。(詳細は本紙にて)