みやぎ登米、クローバーや堆肥で連作障害を防ぐ-三倉産業クロップツアー②

三倉産業が9月13、14日に開催した、29年産国産大豆クロップツアーでは、JAみやぎ登米、JAみどりのを訪れ、生産者、大豆加工品メーカーとの意見交換会と農場視察が行われた(一部既報)。

14日にはJAみやぎ登米を訪れ、豊里町での大豆生産の説明に次いで、大豆加工品メーカーとの意見交換が行われた。

豊里町の作付面積は約270haで、80%以上でタチナガハを生産している。単収は200~240kg程度とした。多くの畑で大豆の連作行っているため、シストセンチュウによる生育不良を引き起こしやすくなっており、マメ科のクリムゾンクローバーを播種し、シストセンチュウを栄養不足で餓死させる連作障害対策を取っている。さらに、すき込むことで肥料としても利用しているとした。(詳細は本紙にて)