西京味噌、業務用「白みそ 微粒仕立」開発、見た目・おいしさ、作業効率も向上

西京味噌 本田純也専務
西京味噌はこのほど、カナダ産豚肉「ハイライフポーク」を使ったレストラン「ハイライフポーク・テーブル」(渋谷区猿楽町)で、新開発の業務用商品「西京白みそ 微粒仕立」に関するプレスセミナーを開催した。

冒頭あいさつした同社の本田純也専務(写真)は「多くの企業の経営課題となっている原料高騰、少子高齢化に伴う人手不足などに対して、当社ではみそをミクロン単位で微粒化して、高品質でさらにお手軽に西京漬けを生産していくための商品を開発した。創業して200年になるが、味、品質、製法を変える事なく、その味を守ってきたが、時代の変化に伴って、マーケットニーズも変わってくる。当社では、工業製品でどういった用途で使われていくか、どういった加工方法で物を作っていくかということに向き合って、さらに効率良くお手軽に高品質な物を作っていきたいと思い、変化はせずとも進化する老舗の創造を具体化したいと考えた」とあいさつした。

〈大豆油糧日報2017年10月16日付より〉