相模屋食料は2日、100%出資子会社「匠屋(兵庫県伊丹市)」の設立を発表した。新子会社は今年2月末に廃業した旧但馬屋食品の本社・工場を製造拠点とするもので、これにより同社は関西豆腐市場に本格進出が可能となり、豆腐業界再編に拍車が掛かるものと予想される。

相模屋食料は子会社設立にあたり、関西の老舗豆腐メーカーの旧但馬屋食品の廃業は、関西地区における豆腐供給に大きな影響を与えており、豆腐の安定供給源の確保は急務との考えを示している。その上で、旧但馬屋食品の工場を活用し、旧従業員の正規雇用を推進することで、関西地区での安定的な商品供給と、老舗メーカーの技術継承、地域における雇用の維持を図るとしている。

さらに同社は近年、日本ビーンズなどの事業継続支援の取り組みを手掛けており、同社の生産管理や製造技術などのノウハウを活用した事業基盤強化と設備投資により、早期の事業収益改善を実現し、豆腐業界の活性化を図っていると強調。今回の新会社設立により、関西地区の豆腐の嗜好に合致した商品製造が可能になるとしている。

【新会社概要】
△会社名
=匠屋(たくみや)
△所在地=兵庫県伊丹市池尻7丁目139
△代表取締役社長=鳥越淳司
△資本金=1,000万円
△事業内容=大豆加工食品(豆腐、油揚げ、厚揚げなど)製造、販売

〈大豆油糧日報 2018年7月3日付より〉

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